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上海蟹のシーズ真っ盛りである。
毎年、上海蟹のメスもオスもうまいこの時期の宴会は、牡丹園と決めている。
２００４年の秋も牡丹園に予約を入れてしまいました。
秋の牡丹園の宴会は、最も楽しむところでもある。
なぜなら、秋の宴会は、店の提案と私の提案がぶつかり合い、かなり実験的要素の強い内容となるからだ。
もちろん、時として『気持ちがいいくらいの企画倒れ』なときもある。
そんなときでも気にしない。笑い飛ばしてしまいます。
なぜなら、横濱中華街屈指の人気店・牡丹園の実験の場に参加できることを嬉しく思っているからだ。
さて、今回はちと考えた。
近年、ちょっとやり過ぎの感があり、手間隙を考えるとお店に多大な迷惑をかけつつあるので、
今回は、少し肩の力を抜いていただ。
もちろん、手を抜いていいってわけじゃない。
その代わり、香港元朗にある大榮華酒樓という元朗の郷土料理で名前を馳せている店の料理をだしてもらうことにしました。
この結果、牡丹園にひとつの名物料理が誕生することになりました。
◆◇◆ ご注意 ◆◇◆
ここで登場する料理は、予約が必要な、この季節ならではの、それなりの人数が必要な宴会料理ばかりです。
同じような料理を希望される方は、ある程度の人数を揃えたうえで、予約時にお店の方と充分に相談してください。
