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十月。
上海蟹のシーズンであります。
今年の第一弾は、恒例の萬来亭。
上海蟹を食べるのはなかなか肩の凝る作業でして、上海蟹を沢山食べた宴会の後は肩が張るのです。
ちょっとつらいので、今回は、蟹そのものではなく、蟹味噌や蟹肉を加工したものをだしていただくようにお願いしました。
つまり、客は楽なのですが、厨房の負担、特に萬来亭のような小さな店には相当な負担を強いる要望となりました。
このため、日曜日とはいえ、客足の途絶える２時からの宴会開始としました。
また、予算も萬来亭にしては、かなり多めの予算を設定し、店の売上に貢献できるよう配慮しました。
客としてはそういう配慮はしてもいいと思います。
− 注意！ −
ここで紹介されている料理は、全て要予約です。
また、人数をある程度揃えないとでできないような料理もあります。
希望される方は、事前に店とよくご相談ください。
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私は、基本的に宴会の際は、実際に店に出向いて料理内容を相談することがほとんどです。
しかし、ここ最近の週末の萬来亭の人気は大変なもので、以前のようにゆっくりと話すことができなくなってしまいました。
仕方がないので、メモに「こんなものが食べたい」と書いて渡してきただけなのですが、こんなにシブイ料理の連続に感激しました。
私が常々、上海ならではの料理を要求しているので、店のご主人も呼応してくれたようです。
感謝します。
