横濱中華街光臨指南
$華都飯店・石頭火鍋$
＝中国料理にも、鍋ものがあります。＝
秋から冬にかけて、鍋ものが恋しくなります。どういうわけかあまり知られていませんが、中国料理にも鍋ものがあります。そして、横濱中華街でも秋になると、という貼り紙がちらほらでてきます。多くは、秋冬限定メニューですので、機会がありましたら是非一度お試しください。お店によって種類もいろいろ。いつもと違った中国料理が楽しめるだけでなく、周囲のお客さんからも注目されてちょっとだけ”通”になった気分になります。
＝華都飯店の石頭火鍋＝
ここで、ご紹介するのは、關帝廟通り地久門のところにある北京系料理店の《華都飯店》です。店の装飾は落ち着いていて、シブイ豪華さにあふれています。
ここで提供される鍋は、「石頭火鍋」といいます。チキンスープをベースに、玉ねぎ、甜麺醤、唐辛子で味付けされます。甘さとピリカラ味が絶妙で、とても体が暖まる美味しさです。
タレは、おろしニンニク・きざみネギ・醤油をお好みで溶き、鍋のスープでこれを割るというのがいいようです。
具は、豚肉・玉ねぎ・白菜・春雨・荳腐・蝦すり身団子・イカすり身団子がセットに含まれています（一人前１，９００円・追加オーダーもできます）。
具が足りないときは、追加オーダーもいいですが、ライスで雑炊がお勧めです。たとえば、二人ならライスは一人前でいいような気がします。それ以上だと、鍋のスープが足りないかもしれませんので。
「石頭火鍋」一人前１，９００円は少し高いかもしれませんが、とても美味しいと思います。
＝データ＝
- 場 所：華都飯店
- 日 時：１９９８年１月３１日（土）午後６時〜（予約なし）
- 参加人数：２名
- 予 算：ひとり２，０００円（税別）
＝＝＝ 石頭火鍋 ＝＝＝
- １．春雨！
やっぱり、鍋物には春雨はハズせない！。旨みをいっぱい吸って美味しいのだ。
- ２．豚肉・玉ねぎ
手前は、玉ねぎ。一味唐辛子がふりかけてある。向こうは、豚肉。甜麺醤がかけてある。左下に写っているのは、たれ用のすりおろしニンニク。
なお、この豚肉は前菜ではないので、くれぐれもそのまま食べてはいけません。
- ３．炒める
"２"の豚肉・玉ねぎを鍋にいれて炒めているところ。炒めたら、一旦、肉は外にだします。
なお、調理はすべて店の人がやってくれます。それから、炒めているときは油が蒸発してかなり舞いますので、服が汚れると困るひとは一時避難した方がいいかもしれません。
- ４．具を入れる
荳腐や白菜その他の具を入れたところ。この後に、チキンスープを注ぎます。
- ５．完成図
ここまでは、全て店のひとがやってくれます。タレは、おろしニンニク、きざみネギ、醤油を自分であわせます。私は、これを鍋のスープで割りました。
甜麺醤と玉ねぎからでる甘さと唐辛子のピリリ感。絶妙な旨さです。
- ６．御飯で雑炊
お店の人の勧めで、ライスを注文。２人で食べていたが、ライスは一人前でちょうどいいくらいだった。二人前だと、鍋のスープが足りなかったかもしれない。味の方は、もちろん、美味！
＝メモ＝
《華都飯店》（横濱中華街關帝廟通り・地久門のところ）
横濱市中區山下町１６６
TEL:045-641-0335（代表）
FAX:045-664-3278
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