横濱中華街光臨指南
＄御土産(SOUVENIR)＄

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さんざし(北京小路”青葉本館”前で撮影）
御土産
とりあえず思いつくものを挙げておきます。

• 燒売
  中華街の大型店では、お土産用に売店で売っています。真空パックもありますので季節によってはこちらを選んだ方が安心です。
  また、關帝廟通りにある、”清風樓”の燒売が有名です。ただし、真空パックなどありませんから、買ったその日のうちに食べられる量だけを買いましょう。
  

• 饅頭（肉饅・餡饅・叉燒包等）
  
  • 《肉饅》
    北京小路の”阿媽的厨房”の阿媽的肉饅が個人的には好き。南乳を使っているため少々クセがあります。
    大通り"聘珍樓"の肉饅もクワイの実のシャキシャキ感が良いです。
    市場通り（元町寄り）の”華香園”という饅頭工場では、自称”幻の肉まん”を売っています。出来立てを手に入れることができれば、一生の思い出になるほどの肉まんに出会うことになります。でも、いったん冷めてしまったものを再び暖めても同じ味にはなりません。もし、出来立てが手に入ったらすぐに食べてしまいましょう。
    
  • 《餡饅》
    大通り”楽園”と西門通り”満福樓売店”のものがお勧めです。
    
  • 《叉燒包》
    何故か肉饅の陰に隠れて人気がありませんが、肉饅よりも小振りでどこの店も美味しいものを売っています。肉饅よりもこちらの方が珍しいのでお土産には喜ばれるかもしれません。
    
  • 《かわりもの》
    大通り”横濱大飯店”のカボチャ餡を使った饅頭・やはり大通り”老維新號”の激辛ぶたまんがお勧めです。
    

• 中華菓子（月餅など）
  これは、もう大変な種類があります。オーソドックスな餡を使った月餅は、大変に甘く、体調によって美味しく感じたり、美味しくないと感じたりします。小ぶりなものもありますので、お土産にはこちらの方がよいかもしれません。個人的に松の実などのナッツ類を豊富に使ったものが好きです（長安道の”聚樂”、”重慶飯店売店”等で手に入ります）。
  また、關帝廟通り”紅棉”のすった黒胡麻を固めただけのような黒芝麻酥が健康に良さそうです（あまり甘くない）。これには、甘い香芝麻酥と一緒に買うとバランスが良いでしょう。
  これが、”紅棉”の黒芝麻酥・香芝麻酥。見てくれは地味だ。
  
  
  

• プリン類
  香港にはマンゴープディングという大変に美味しいデザートがあります。近年、中華街でも見かけるようになりました。大型店の売店あたりでも、お土産用に手に入れることができます。いろんなお店のを少しずつ購入して食べ比べるのも楽しいものです。
  なお、ただの香料入りのゼリーをマンゴープディングと称して売っている土産店もありますので、気をつけてください。
  

• 飲茶の點心類
  飲茶でお馴染みの點心類も買うことができます。春巻・粽・蛋撻といわれるカスタード・タルトなどもあります。味の方は店ごとに特徴があります。
  市場通りと關帝廟通りが交差するところにある”頂好食品”、上海路の同系列店で売られているものが当たり外れがありません。この店では、燒餅などの珍しいお菓子もあります。
  關帝廟通りの”紅棉”の蛋撻も美味しいです。恐らく、中華街一の美味しさでしょう。
  馬拉[米羔]（マーレイコー）といわれる中国カステラには、黄色いものと褐色のものがあります。私は褐色のものが好きなのですが、大通りの”華勝楼”及び北京小路の”阿媽的厨房”で、それは手に入れることができます。
  
  ”紅棉”の蛋撻。燒きあがりは正午頃。味良し香り良しの横濱中華街一の美味しさ。ただし、時間が経つと脂がまわってしまって味が落ちるので要注意！
  
  ”頂好食品”の蛋撻（黄色）と椰撻（茶色）。”紅棉”とともに横濱中華街の双璧。ココナツ風味である椰撻がいつでも手に入るのは多分ここだけ。芳ばしさが秀逸。
  
  馬拉[米羔]。写真は、”褐色”のタイプ。黄色いものよりもしっとりしていて、こっちのほうが私は好きだ。
  
  

• 茶・茶器
  中華街で茶や茶器を買ったことがありませんのでなんとも言えませんが、茶専門店が何軒かあります（西門通りの”天仁茗茶”、蘇州小路の”悟空”など）。
  

• 料理の調理道具（食器）
  調理道具（食器）は、大通りの”宝照”、市場通りの”小島食器”、關帝廟通りにも一店専門店があります。各店で見比べてから購入するのもいいかもしれません。
  

• 食材（調味料）
  中華街全体に食材店が点在しています。売っているものも陳皮、蝦米、貝柱をはじめとする調理材料やオイスターソースやＸＯ醤などの調味料など、数え切れいほど。ながめているだけでも楽しいものです。
  また、値段も店によってはまちまちです。賞味期限が近いもの（とは言ってもあと１年とか）、ビンや缶詰のラベルが破れてしまったものが格安ででるときがあります。「あ、あっちの店なら１００円も安かったのに〜！」なんていうこともしばしばです。時間があったら、値段を比べるのもたのしいものです。
  大通りの”聘珍樓”では、オリジナルのオイスターソース、ＸＯ醤があります。化学調味料を含有していないため、味もいいです。少々値段が高めですが、試す価値はあります。
  

• アラン・チャン デザイン
  重慶飯店のロゴマーク、包装紙、袋、お土産用のお茶缶のデザインは、香港の有名なデザイナーのアラン・チャンによるもの。知る人ぞ知るお土産。
  

• グリーティング・カード類
  中華街に点在するお土産屋さんには、中華世界特有の商品があります。特に旧正月用の飾り物（朱色の紙に金の文字でおめでたい言葉を書いたもの）や誕生カードなどは、他では見られない商品だと思います。南門シルクロードにある、南萬順行などで手にはいります。（情報提供kiyomi hatafukuさん。多謝）。
  ところで、中華街では＜福＞と書かれた紙をさかさまに貼ってあるのをみたことがあるひとも多いかと思います。＜福＞がたおれていることを表現する発音と＜福が来た（福到了）＞という発音が同じであるとの由来があるからだそうです（多分本当だと思います）。
  

変更暦
2000.12.17:荳板醤の美味い店は，輸入元を変更したがこれに伴って味も低下してしまった。残念ながら削除。
1999.6.20：マーレイコーや野菜まんじゅうの美味しい店。製造日より１３日を経過し，賞味期限切れ前日の商品を売るという経営姿勢に問題があるため削除。
1998.2.25：マンゴープディングの美味しい店。味の低下にともない削除。


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