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中国料理を食べた後、満腹感とは違う不快な膨満感に襲われたことはありませんか？
あるいは、舌に貼り付いたようなねっとりとした感じがいつまで経っても取れないといった経験をしたことはありませんか？
ときには、これらの嫌な感覚が翌朝起きたときにも残っている・・・こんな経験をされた方に是非一度試していただきたいことがあります。
それは、店の予約時や料理のオーダー時に『化学調味料を使わないで下さい』の一言を付け加えること。ただこれだけです。
たった、この一言でいままで悩まされ続けていた中国料理に伴なう不快感をかなり軽減できると思います。
大変残念なことに、料理店や食卓は化学調味料にまみれています。それは中国料理ばかりではなく、家庭で使われる調味料・漬け物・菓子・レトルト食品・インスタント食品・缶詰類・・・と枚挙にいとまがありません。つまり、化学調味料を摂取することなく生きていくことは、困難を極めています。換言すれば、”もはや、食文化は破壊されてしまった”と言い切ってよい状況にあります。
しかし、私は、まだ諦めていません。《横濱中華街光臨指南》では、『化学調味料ＮＯ！』という姿勢を明確に打ち出しています。こういう人間が、少なくともここにいる。
《横濱中華街光臨指南》を読んで、横濱中華街に行かれるみなさん。ぜひ、料理をオーダーするときには、『化学調味料を使わないで下さい』のひとことを添えてください。完全に払拭できないかもしれませんが、かなり軽減されてくるはずです。はじめのうちは、味が物足りないと感じることでしょう。しかし、それが、材料本来の味であることに気が付くまでにそう時間はかからないと思います。慣れてくれば、材料の良し悪しまで見えてくる。
化学調味料を嫌う人間が多いことに、店側が気付いてくれればきっと事態は改善されることと思います。
実際、化学調味料を「使わないようにしている」とか「控えめにしている」という姿勢を打ち出す店があらわれてきています。こういった変化は、大変に喜ばしいことです。
多くの皆さんのアクションを期待します。
ご注意：店員さんが中国語圏のひとで、日本語が不慣れ「化学調味料」という単語が理解できない場合、紙に「ＮＯ！ＭＳＧ」とか「ＮＯ！味精」と書けば多分大丈夫です。是非、御試しください。