|
|
|
2008年3月。『香港・廣東の郷土料理を現地味でいつでも提供する』
という横濱中華街どころか日本でも希少価値のある大珍樓別館閉店
のニュースが流れた。金陵酒家を失い、大珍樓別館を失った横濱中
華街で、泥臭いタイプの廣東郷土料理を日常的に提供しているのは、
天龍菜館と美楽一杯の２店となっている（2008年4月末現在）。
今回は、その大珍樓別館の廚師が本店に移動したというので、本店で
宴会をしようということになりました。ただし、料理のテーマは「廣東
酒家菜」（広東の料理屋料理）です。いまでは、本国でも廃れてしまっ
た宴会料理もだしていただきました。
■□■ 注意 ■□■
この宴会で登場した料理は、事前に十分に時間をかけて
打ち合わせて決定したものです。決して安くない予算の
提示、人数を揃えるなどの諸条件をクリアして実現して
います。同じような内容で宴会を希望するのであれば、
諸条件を店側と確認して実現していってください。
このような手続きは、慣れないと大変かもしれませんが、
言い換えれば慣れてくれば難しいものではありません。
是非、実現していってください。素晴らしい宴席になることでしょう。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
実に興味深い内容となった。
素晴らしい料理でも時代の流れには抗うことができず、後進に道を譲るものが
あるということを改めて思い知る。しかし、古いものだからとか、流行から外
れたものだからといって、見捨ててしまうことはあまりにも勿体無いことだと
思うのだ。いま栄華を極めているものであっても、それは突然登場したもので
はなく、礎があってこそ存在し得るのものだと考えます。
たとえ、本国では忘れ去られたものであっても、日本で再現できたのは、素晴らしいことだと思います。
これからも、もう流行っていない料理の発掘に努めたいと思います。
