横濱中華街光臨指南
$大珍樓新館$
☆★☆ 中秋節晩餐会 ☆★☆
秋である。空はどこまでも青く、食べ物は美味くなる一方だ。
それでもって、宴会である。時期的に中秋節ということもあって、満月の形(丸)にちなんだ料理の宴会に出席した。
あくまでもそういう洒落であるので、中秋節ならではの料理というわけではないので、間違いのないように
☆★☆ データ ☆★☆
- 場 所:大珍樓新館新館
- 日 時:2001年9月29日(土)午後5時00分〜
- 参加人数:10名
- 費 用:ひ・み・つ
- 予 約:あり
☆★☆ 料理 ☆★☆
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1.海鮮柿[中/皿]沙律 |
2.明月鷄蓉燕窩 |
3.明炉燒琵琶鴨 |
4.紅[火文]栗子元蹄 |
5.[豆支]汁荳腐帯子 |
- 1.海鮮柿[中/皿]沙律
柿の実を器にした、柿の実、干し葡萄、蝦、貝のサラダ。爽やかな酸味が食欲を増進させます。これは、中國料理ではなく、創作料理だということです。
- 2.明月鷄蓉燕窩
たっぷりの燕の巣の澄ましスープ。鶏肉をよくたたいて、流して込んである。スープを飲んだときの喉越しがとりわけ素晴らしく、香りも優れていいです。
- 3.明炉燒琵琶鴨
家鴨のロースト。この宴会のときは、、家鴨は北京からの入荷が停止していてフィリピン産のものを使ったのだだそうだ。北京産に比べると脂が少なくペキンダックに向いていないので、店としては苦労しているとのこと。その代わり、廣東風のローストならピッタリだということだ。
果して、メチャうまかった。肉の野味がよくでていて、皮の脂もクドサをまったく感じさせない。香港銅鑼灣の益新飯店にも負けない旨さだ。
- 4.紅[火文]栗子元蹄
栗と豬膝の醤油煮廣東白菜添え。上海料理の名品を大珍樓風にアレンジしたのだそうだ。味付けに林檎と蜂蜜を使っている点がオリジナルな点。この宴会の時点では、まだ研究中の段階なんだそうだ。
普通、この料理はかなり重い料理。コースの中ではキツイかな?と感じるものだが、大珍樓のそれは、コースの中でだされても重さを感じさせないものとなった。林檎が爽やかさと軽さとフルーティーな香りを届けてくれた。美味い!
- 5.[豆支]汁荳腐帯子
荳腐に帆立貝を乗せて黒豆ソースで蒸したもの。最後に熱した油をジュウッとかけるんだそうだ。帆立も荳腐も味がわからない。サラダオイルで溶かした[豆支]汁を飲んだという感じ。
全然、美味くない(ちゃんと大珍樓社長には伝えてあります)。
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6.覇王[火局]大肥蟹 |
7.杞淮燉鮮水魚 |
8.菰類炒飯 |
9.西米布甸 |
10.四黄蓮蓉 |
- 6.覇王[火局]大肥蟹
甲丸蟹の葱生姜の蒸し焼き。蟹は一度揚げてある。また、蟹味噌の少ない種類の蟹のため、塩漬け玉子の黄身(蛋黄)を加えてコクをだしているのだそうだ。
蟹肉が美味い。香港で肉蟹を食べたことのある方なら、思い出していただければいいかな。日本でこんなに美味いもんが食べられるのは奇蹟かもしれない。
- 7.杞淮燉鮮水魚
杞子、淮山、乾燥龍眼、すっぽんを具にした蒸しスープ。若返りの妙薬だ。明日の朝は肌がツルツルになることだろう。それにしても、美味いなあ!
- 8.菰類炒飯
キノコ類の炒飯。数種類のキノコを大量に投入した炒飯。一昨年ごろからのヒットメニューだ。どうすんだよ!美味すぎるぞ!
- 9.西米布甸
これは、タピオカの焼きプディング。これはありがちなデザート。美味しいけど。
- 10.四黄蓮蓉
家鴨の塩玉子入り蓮あんの月餅。塩玉子が、ちょっとパサパサしているな。嫌なエグミは感じないので、問題無く食べられる。
◆ ◇ ◆
帆立料理は、まるで感心できなかったが、他の料理の美味さと言ったらどう表現したらいいのだろうか?
ここ最近の大珍樓新館の宴会なかでも突出した美味さの宴会であった。
また、ここのところ大珍樓の廣東風ローストの美味さが冴え渡っている。よっぽど優れた燒きもの師を招聘したのだろう。
☆★☆ 大珍樓新館 ☆★☆
横濱市中區山下町143
営業時間:11:00〜22:00
TEL:045-663-5477
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LAST MODIFIED 08/Oct/2001 MAINTAINED BY T.K.
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