回回回 横濱中華街光臨指南 回回回
◆ 大珍樓新館 ◆
☆★☆ 大珍樓新館・上海蟹大宴會 ☆★☆
2005年の上海蟹宴会は、廣東料理店・大珍樓新館をもって完了です。
ここでは、久しぶりの予約宴会なので、少々予算を張り込み、贅沢をすることにしました。
その結果、印象に深く残る、素晴らしい内容となりました。
◆◇◆ ご注意 ◆◇◆
ここで登場する料理は、予約が必要な、この季節ならではの、
それなりの人数が必要な、大物料理がはいっています。
同じような料理を希望される方は、ある程度の人数を揃えたうえで、
予約時にお店の方と充分に相談してください。
☆★☆ データ ☆★☆
- 場 所:大珍樓新館
- 日 時:2005年11月23日(日)午後2時00分〜
- 参加人数:18名
- 予 約:あり
- リクエスト:
- 酔っぱらい蟹と蟹の蒸しスープをだしてください
- 季節の食材を使った料理をだしてください
- 化学調味料を使わないでください
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秘密結社 |
☆★☆ 料理 ☆★☆
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錦綉焼鹵大●盆 |
蟹柳沙律柿[中/皿] |
老酒醉翁大閘蟹 |
- 錦綉焼鹵大●盆(●は、手偏に「并」)
大珍樓自慢の廣東燒味の盛り合わせ。近年、横濱中華街の廣東燒味のレベルが大変に向上している。
大珍樓が先陣を切って、一気にレベルを引き上げたという印象がある。
画像の周りの円形のものが、金銭鷄という焼き物。レバーと肉を挟んだものだ。いまでは、
香港でもやっている店が減っている。なんと中華街では大珍樓新館の他にも萬珍樓本店でも
食べることができるのだ(要予約)。
すばらしいことではないか!
- 蟹柳沙律柿[中/皿]
タラバガニ、エビ、ホタテそれからレーズンとかのサラダ。器は、柿を繰り抜いたもの。
- 老酒醉翁大閘蟹
醉っぱらい上海蟹。今回は、話梅の甘酸っぱさ加えている。
大珍樓の醉っぱらい上海蟹は、濃厚。深い旨みに気が遠くなる。あまり沢山食べると、その
魔力に気絶するかも。そのくらい悪魔的な魅力をもった逸品。
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龍眼燉大閘蟹 |
龍眼燉大閘蟹 |
避風塘炒大蟹 |
避風塘炒大蟹 |
- 龍眼燉大閘蟹
乾燥龍眼、生姜を効かせた上海蟹の壷蒸しスープ。これは、大珍樓社長の発明である。
壷の蓋をあけた瞬間、香りのよさに陶酔する。一口すすり、複雑な旨みに声を失う。
あまりにも旨いのだ。私は、このスープこそ上海蟹料理の頂点ではないかと密かに思っているのだ。
- 避風塘炒大蟹
これは、ワタリ蟹をニンニクチップで香り付けした炒めもの。ワタリ蟹の蟹肉は上海蟹よりも甘さを感じる。
香港に行くと、下町系海鮮料理店で人気の調理法で、肉蟹や蝦蛄を使ってこの料理を作ったりする。
ビールを飲ませるためにあるような料理で、塩気と胡椒とピリカラが効いているのだ。
実は、私はニンニクを大量に摂取すると、ニンニクパワーに負けてしまうことがあるので、みんなに
人気のこの料理も、避けて通っている。大珍樓のこれは、香港風からはかなりパワーダウンしていて、
そんな私でも食べやすくなっている。
- 蝦子大婆参花膠
大珍樓が誇る名品・ナマコの蝦子煮込み。中に魚の浮き袋が詰められている。
この大きさ、想像できるだろうか?長さ約45cm、幅約17cmくらい。
これほどのものは、滅多に手に入らないのではないだろうか?
コラーゲン系のネットリした食感に唸りをあげる。うんまいなあ!
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生猛蒸大閘蟹 |
栗子紅棗鶏[保/火]飯 |
栗子紅棗鶏[保/火]飯 |
蟹粉小籠包 |
- 生猛蒸大閘蟹
上海蟹の蒸し物。今回も雌雄を半身づつ。大珍樓で扱うのは、雄250g雌200gくらいのもの。
上海蟹を一杯食べると肩がパンパンに張るので、雌雄半身づつという食べ方は、体力のない
私にはピッタリだと思う。11月の後半は、雄の旨さが優位。
- 栗子紅棗鶏[保/火]飯
栗・棗・鷄の炊きこみ御飯。テーブルのところで、最後の仕上げをしてくれます。
バターがこの炊きこみ御飯のポイントで、バターが焦げるよい香りがテーブルを包み込み、
ワクワク感が高揚します。お焦げもワザワザ作ってくれました。バターの香ばしさも手伝って、
美味しい逸品となりました。
- 黄糖香姜茶
画像なし。例年と違い、喉が焼けるような強い生姜風味をもつ茶。生姜好きの私には堪らなく好きな味だ。
普通のひとは受けつけないかも。
- 蟹粉小籠包
ご存知、上海蟹のカニミソ小籠包。風味たっぷりのスープを含み、その喉越しの嬉さといったら!
おお!デザートが攻勢だあ。どれもうまいなあ。
- 甜點心
南瓜{米羔](南瓜のういろうのようなもの)、焦堆(揚げ胡麻団子)
- 甜點心
叉燒酥(チャーシュウパイ)、蛋撻(玉子タルト)
- 蜜瓜西米露
哈蜜瓜のタピオカスープ
☆ ★ ☆
2005年の上海蟹シーズン最後の宴会は、このように大変に素晴らしい内容となりました。
大珍樓本店と大珍樓新館は、「食べ放題」のイメージがついてしまい、「お金を張りこんだ宴会」
というときの店選びで、大珍樓を選択肢から外している方も多いのではないでしょうか。
それは、勿体ないことです。予約時に料理内容についてよく相談することで、素晴らしい内容に
なりますので、是非、お出かけ下さい。
◇◆◇ 大珍樓新館 ◇◆◇
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町143
TEL:045-663-5477
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